ドイツのブラウン社で数々の製品デザインを手がけて来たディータ・ラムスのインスタレーション。
昨日も歯医者の帰りにフラッと立ち寄って観に行く事に。
お寺の縁側や畳の上に置かれたレコードプレーヤーやテレビの数々が違和感無く和の空間にとけ込む。
無駄を省いたパッケージが持つ直線の緊張感に対して、丸く可愛いつまみやボタンが心地よい存在感を醸し出す。
それは、静かに波打つ禅庭の静海に、孤島のように佇む1本の樹木がもたらす安心感みたいな。
無駄のない絶妙な余白を十分に堪能したわった心地よいひとときでした。
Dieter Rams ‘LESS BUT BETTER – Weniger aber besser!’
建仁寺とドイツデザインの出逢い